ナーシングホームとは、介護だけでなく、看護師を中心とした医療提供や看取りを行う老人ホームのことです。
日本は今後、超高齢社会に突入します。
住み慣れた地域で最期を迎えたいと思う方は少なくないと思います。
看取りまで行う施設の需要が高まる中、医療と介護が一体となっているナーシングホームは自分らしく最期を迎えられる新しい形として今注目されている施設形態です。
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ナーシングホームが必要となった背景
高齢化が進むことにより、医療現場では病床が足りず長期間の入院が難しかったり、医療依存度が高く対応可能な施設がない場合には、医療的ケアや介護が必要であっても在宅生活を送らなくてはいけない場合があります。介護度が高ければ高いほど在宅介護の場合、家族の負担も大きいです。
また核家族化により、高齢者だけでの生活や高齢者の1人暮らしも増加しています。
地域住民同士のつながりが希薄化している現在では、周囲からの助けを受けることが難しく、介護が必要な家族がいる場合に仕事を辞めて対応しなければ不可能なケースも多くあり、こういった背景からも「介護」と「医療」が一体化したナーシングホームの需要が高まったと推測されます。
ナーシングホームのポイント
ナーシングホームの最大のポイントは医療体制と介護体制双方が整っているということです。
看護師と介護士が常駐しているため、常に専門的なケアを受けることができます。
身体介助や生活サポートはもちろんリハビリ、医療ケア、看取りと幅広いサービスを受けることが可能です。
また施設によって異なりますが、回復不可能なプリオン病やALSなどの難病、うつなどといった精神疾患の対応が可能な場合もあります。
ナーシングホームに配置されている専門スタッフ
さまざまな専門スタッフが携わっているため、安心な生活を毎日送ることができます。
主なスタッフとしては、
・介護士
・看護師
・生活相談員
・機能訓練指導員
・介護支援専門員(ケアマネジャー)
施設によっては看護師が24時間体制で常駐し医療連携が整っているため、急な体調の異変などにも迅速な対応をすることが可能です。
ナーシングホームでの生活も選択肢のひとつに
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この先さらに高齢化の問題は深刻となります。
自分自身の老後の生活を豊かに自分らしく送るためにも施設選びは重要です。
フロンティアの介護では、山梨県中央市にナーシングホーム「西花輪の憩」を2022年2月にオープンしました。
また、2022年11月には、ナーシングホーム「山梨の憩」(山梨県山梨市)をオープン予定です。
どちらの施設も、医療依存度が高い方でも安心してお過ごしいただける「24時間365日、看護師がサポート」する体制が整っております。
すべての人が笑顔になるよう、老後の選択肢を広げ自分らしく生きることができるようにしたいという思いからオープンをしました。
今後もフロンティアの介護では、ナーシングホームを増やしていく予定です。
今施設選びに悩まれている方、介護・医療としっかりとしたサポートを受けたい方などナーシングホームでの生活を選択肢の一つに入れてみるのはいかがでしょうか。
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