公開日:2019年8月30日 / カテゴリ:お悩み解決事例コラム
サチ
介護士/正社員
介護職員として施設で勤務しています。サチはペンネームです。仕事がらケアマネージャー、看護師、理学療法士、管理栄養士などさまざまなその道のスペシャリストと接する機会が多いです。 そのような機会で得た知識や学び、また現場での経験を活かして、知って得する情報やよくあるお悩みに関してコラムを書いています。私の書くコラムが誰かのお悩み解決のヒントになれば幸いです。
みなさまの介護に関するお悩みを介護のプロが解決します
公開日:2019年8月30日 / カテゴリ:お悩み解決事例コラム
リハビリをテーマに取り上げてきた今回のシリーズもいよいよ最終回。ここまでリハビリに関するさまざまな取り組みを紹介してきましたが、私たち「フロンティアの介護」がいかにリハビリに力を入れているのか、ご理解いただけたのではないでしょうか。今回のシリーズを通じて、リハビリの重要性を感じとっていただければと思います。
「リハビリテーションは大切」編のこれまで4回のブログでは、主に理学療法士がプログラムを組み、各施設にいるFT(ファンクショナル・トレーニング・セラピスト)が行う大人数向けのリハビリについて紹介してきました。
ただ、私たち「フロンティアの介護」が行っているリハビリメニューはそれだけにはとどまりません。
パワーリハビリテーションマシンという、トレーニングマシンのような機器を使ってのリハビリも行っています。
このパワーリハビリは軽い負荷をかけた運動を行うもの。筋肉に負担をかけず無理なく運動を続けることで、筋肉の再活動化を行います。
めっきり運動の機会が減ってしまったことにより、すっかり使うことがなくなり眠ってしまっていたご高齢の方々の筋肉を起こすと言うと、イメージが湧くでしょうか。
運動器疾患、脳血管疾患、呼吸器疾患などで苦しむご入居者様などがトレーニングを行います。
リハビリにきちんと取り組んだおかげで、体の機能が回復したという人は、数えたらキリがありません。というのはちょっとオーバーかも…。でも、リハビリによって笑顔を取り戻したという人は、本当にたくさんいらっしゃるのです。
例えば、脳梗塞をわずらった影響で右半身に麻痺が残り、歩行器なしでは歩けなかったが自分の足で歩けるようになったという人もいます。
要介護認定を受けていた人が、運動機能の回復によって要支援に変わったケースもあるんですよ。
リハビリをしっかり行う人は、身の回りのことをある程度自分でできるようになるのが嬉しいらしく、傍目から見ても施設での暮らしを楽しんでいることがわかるほど。
それは、私たちスタッフにとって、なによりうれしい変化です。
このブログを読んできた方は、リハビリの効果や素晴らしさを実感することができたのでは。運動機能を低下させずに保つということは、それだけ人が生きていく上で重要なことがお分かりいただけたのではないかと思います。
以前にもお伝えしたと思いますが、施設で働く私たちスタッフにとって、ご入居者様が本当の自分の家以上に笑顔で暮らしてくれることが何よりの励みであり、誇りなのです。
リハビリはご入居者様に笑顔をもたらす大切なプログラムであると同時に、私たちスタッフにとっても働く意欲の向上や介護スタッフとしてのスキル向上に役立つものでもあるのです。
リハビリは決して辛いものではなくて、楽しいもの。しっかり行った先には、楽しい生活が待っていることを説明して、その必要性を1人でも多くの人にご理解いただけたら、それほど嬉しいことはありません。
今後も、理学療法士、FT、介護スタッフが一体となって、リハビリに力を入れて取り組んでいきたいと思います。ぜひ、私たちと一緒に楽しい汗を流しませんか。
介護職員として施設で勤務しています。サチはペンネームです。仕事がらケアマネージャー、看護師、理学療法士、管理栄養士などさまざまなその道のスペシャリストと接する機会が多いです。 そのような機会で得た知識や学び、また現場での経験を活かして、知って得する情報やよくあるお悩みに関してコラムを書いています。私の書くコラムが誰かのお悩み解決のヒントになれば幸いです。
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