入居前と比べてストレスもなく精神的に安定した
住宅型有料老人ホームBさん
たくさんの人に囲まれて本当に幸せ。
施設での生活を楽しんでいます。いつも丁寧に身の回りの世話をしてくれる介護スタッフたち、おいしい食事を用意してくれる管理栄養士さん、体調が悪い時に優しく声をかけてくれる看護師さん、リハビリプログラムを作ってくれる理学療法士さん…。たくさんの人に囲まれて本当に幸せ。
私は足が悪く自宅にいては転倒のリスクがある上、面倒を見てくれている家族にも迷惑をかけてしまうことからこの施設に入ることを決心しました。とはいえ「介護士が入居者を虐待する」というニュースを耳にしたり、ほかの入居者と果たしてうまくやっていけるだろうかと不安に思ったり、入居前は精神的に不安定でしたよ。今でこそ、決断してよかったと言えますが、これまで慣れ親しんだ生活をガラッと変えるには勇気がいりましたね。
自宅で暮らしていた頃は、足が悪いこともあり、外出するのもおっくうで、どうしても家に閉じこもりがちでした。ずっと家の中にいると、気分もふさぎ込んできて、仕事をしながら身の回りの世話をしてくれていた娘とはしょっちゅう口喧嘩をしていましたよ。まあ八つ当たりみたいなものですね。私の面倒を見るために、友人との旅行をキャンセルしたこともあるなど、本当によくしてくれていたのですが、なかなか素直に感謝が伝えられなくて…。離れて暮らしてみてようやく、娘の苦労もわかるようになりましたよ。
この施設のいいところは、いっぱい体を動かしてくれることでしょうか。お散歩に出掛けたり、体操をしたり、とにかくよく体を動かします。私の状態に合わせたリハビリプログラムを組んでくださって、FTさんと一緒に体を動かしていたら、足もかなりよくなりました。なんと、介護認定が要介護1から要支援1になったんです。この年になっても運動能力がアップするんだと、驚いています。だから最近は外に出たくて仕方がないんです。春には桜、秋には紅葉を愛でに、近所の公園の周りをぶらぶら歩いていますよ。比較的自由度が高いのも、住宅型のいいところですね。
入居前と比べてストレスもなく精神的に安定しました。ちょくちょく訪ねてくる娘とも「別人のようだね」と言っては笑い合っています。お互いの時間が持てるようになり、関係性もよくなりました。こんなことならもっと早くから入居していればよかったなと思っています。